売上を上げよう(1):客数×客単価

売上のはなし

「売上を上げる」というときには、
最初に必ず、以下の計算式を思い浮かべてください。

これを使うだけで、
間違いなく売上を上げることができます。

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売上高=客数×客単価
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売上の基本的な計算式ですが、
これを無視したまま売上を増やそうとする人が、
非常に多いのではないでしょうか。

年間の売上高が1000億円でも、1000万円でも、
企業規模に関係なく、売上が構成される計算式はすべて
売上高=客数×客単価 で表現できるのです。

つまり、

客数を増やすか、または客単価、
またはその両方を増やすことができれば、
売上高は絶対に上げることができます。

ただ闇雲に、売上を上げようとするのではなく、
まずはこのように売上高を計算式にして、

目標売上高を達成するには、
客数が何人必要で、客単価がいくらであればいいのかを逆算してみることで、
売上を上げるために解決すべき課題が明確になってきます。

まずは、あなたの会社の売上を、
売上=客数×客単価 で表してみてください。

例えば、
現状1000万円の売上の内訳が、下記の計算式になるとします。
売上1000万円=客数2000人×客単価5000円

この売上を2倍の2000万円にする目標を立てたとします。
計算式上ではどうすれば2000万円にすることができるでしょうか。

方法は、大まかに3通りあります。

客数を増やすか、客単価を増やすか、その両方を増やすかです。

では、
客数はどうやって増やしていくのか?
・商品の切り口を変えて客層を広げるのか
・競争力を上げてライバル店の客を奪うのか
・来店頻度の高い商品を揃えるのか
・違うエリアに出店するのか

客単価はどうやって増やしていくのか
・取り扱う商品数を増やすのか
・高価格帯の品揃えにするのか
・値上げをするのか
・ついで買いをしてもらうのか

このように、
論理的に客数と客単価の数字を変えることができれば、
必ず売上は上がるのです。

あとは、それを現実的な作業に落とし込んで、
着実に進めるだけです。

まずは、
売上とは、売上高=客数×客単価 で、
表現できることを知ってください。
客数と客単価を増やせば、
必ず売上は上がるということを知ってください。

売上とは、気合と根性で増やすものではありません。
計算式と論理で増やすものなのです。

これを知ることで、
あなたの売上も必ず、大きく増加します。

間違いありません。

「客数」と「客単価」を増やす方法については、
また別のコーナーで解説します。

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